鹿児島のインプラント治療

歯を失ってしまったら口を開けて話すことや、自然に微笑むことさえも、できなくなってしまうかもしれません。
そして、噛めないことが原因で、食べたいものが食べられなくなるかもしれません。
他にも、頭痛を引き起こしたりする一因になることもあり、いつの間にか肩こりや筋肉痛、発音がはっきりしなくなることさえ有ります。
このように歯を失ったことで生じる人体が受ける影響はさまざまです。
しっかり噛むことは、重大な病気を防ぐことが分かっています。
歯から全身の健康を守っているといっても過言ではありません。
歯を失った野生の動物は生きていくことさえできないのですから、人間にとっても歯はとっても大事な体の一部なのです。

私たち人間は歯を失っても生きることはできます。
ですが、健康な歯が回復できると、美味しい食事が何でも食べることができ、人と会話することが楽しくなり、自分に自信を持つことができて、生き生きと楽しい暮らしを手に入れることができると思います。

歯の役割を知って、「このままではいけない」と少しでも感じていただけたら、健康を手に入れることに繋がっていくと思いますので、これからの人生のためにも、ぜひ相談にいらしてください。

それでは、歯の役割について考えてみましょう。

歯の役割

食べ物を噛む（咀嚼）

歯で食べ物などを噛み砕くことで、飲み込みやすくし、胃や腸でスムーズに消化を行えるようにします。
噛むことにより脳に刺激を与え、脳の働きが良くなります。
他にも重大な病気を防ぐことも分かっています。
歯を失ってしまうと咬む力が弱くなって、胃腸に負担がかかります。
そして、食べたい物も食べられなくなってしまうかもしれません。
そうなると、体の調子が悪くなってしまいます。
噛むことによって健康を手に入れることができるのです。

発音を助ける

発音は、正常な歯並びに関係しています。
歯に隙間がある場合や歯並びが悪い場合、また、下の顎が前に出ている場合（反対咬合）は、発音する時に空気が抜けたりして、正確な発音ができない場合があります。
この場合は、歯並びを正常な並びにすることによって改善される場合もあります。

歯を失ってしまうと、咬み合せていた歯が咬み合せることができずに、伸びてきたり（挺出）、歯を失った隣の歯が倒れてきたり（傾斜）してしまいます。
これらが原因で、噛み合せも悪くなり、顎にかかる負担も大きく顎関節症等になることもあります。
歯を1本失うだけで、正確な発音までも失うことになるのです。

顔の形を整える

歯には、顔の形を整える役割があります。
健康な歯が並んでいる方はとても豊かな表情をされます。
笑ったりして、顔の筋肉を動かすことで、お肌に張りが出てくるのです。
もしも、歯を失ってしまうと、口の周りにしわができてしまい、そのことが原因で、実年齢よりも年上に見られてしまうことがあります。
口元に自信が無く、笑顔さえ失ってしまうと、元気がなくなり自信も揺らいできます。
歯を回復し、良く咬めるようになると顔も若返ります。
いつまでも、笑顔を絶やさず、生き生きと明るく生活するためにも、歯はとっても大事なのです。
特に女性は、『エステで小顔を』というキャッチセールスを見受けられると思います。
実は、奥歯の噛み合わせがないのに、高いエステ代をお支払いになられる方もいらっしゃいます。
奥歯の噛み合わせをしっかり作るだけで十分な小顔を再現される方も多くいらっしゃるのです。
最近前歯が出て困っているとおっしゃる方もいらっしゃいます。
これも奥歯が無く、前歯だけで噛み合わせを負担していると前歯で前突きてしまいます。
歯と顔の形は（口腔周囲筋、しいては体を支える筋肉のバランス）密接に関係しているのです。
上記のことにも関係していた筋肉ですが、もっと広範囲の筋にも咬む筋肉は影響を及ぼしています。
咬筋かつ側頭筋、頸部筋郡と上半身のバランスを保つために相互にバランスをとっています。
したがって、咬み合わせ、特に奥歯が無くなった状態は筋のバランスを失い、頭痛の原因や肩部の痛みの原因の一つにもなっています。
しいては腰痛の原因の一つにもなると指摘している臨床家も多くいます。